節制で貯めた給料を貯金して、お金に余裕ができたら投資をしてみましょう。

日本人の投資をしている割合は人口の20％前後です。給料だけではお金は増えませんし、貯まるスピードも遅いです。歳を取れば給料は下がりますし、年齢によっていつか仕事も辞める日がきます。

税金が増えているのは皆さんのご存知の通りですから、皆さんの支出は増えています。ですが給料は増えていません。貯金が好きな人も多いですが、お金を増やすという点では正しい選択ではありません。

どれくらい投資に資金を使うべきかというと、余剰資産でやるべきです。貯金を全て注ぎ込むような投資はギャンブルですから、いつか破綻します。

投資をしている人が少ない理由は、リスクを冒す事が怖いという理由があります。慎重であることもリスクになる場合があるので、そもそもリスクがない状況というのはありません。
仕事が辞めたくなったり、コロナの影響で仕事を失うかもしれません。ですから、そういう事態に備えてお金を蓄えることもそうですが、リスクをとって増やすというのも経済戦略なのです。デフレの時は、お金を持っている方が良いです。

投資は簡単ではないですが、難しくもありません。まずは証券会社に口座を持つ事がスタートです。おすすめは手数料の安いネット証券で、楽天証券、SBI証券などです。
本来は学校で学ぶべき事ですが、大人になってから学ぶ必要があるのが投資に関する事です。

一攫千金を狙うというのは、あまり進めません。一部の才能がある人は成功するかもしれませんが、多くの人は資産が減るだけでしょう。おすすめは、長期投資で、今なら日本の株よりもアメリカ、世界でしょう。今限りなく正解に近いのは、ヴァンガードS＆P500でしょう。これはバフェットが、遺言で遺産の９割をS＆P500に投資して、残り１割で国債を買うようにと言った事であまりに有名です。1万円からでも買えるので積み立てていくと良いかと思います。

破産の心配も必要ありません。例えば、100万円で買った株が50万円になることも絶対ないとは言いませんが、いずれ150万円になるかもしれませんし、それは誰にもわかりません。
ただ車を100万で買えば、確実に50万になり、いつか廃車になります。株はそうはなりません。

初めは、小額から、例えば20万くらいから試してみるといいかと思います。